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月に一回発行される園内便り「創造の森」に掲載されている園長 木村 仁の父母に向けてのメッセージです
2018年度4月号
『幸せって何。幸せになろうよ。幸せな生活を創るトモエ』
2018年度、新しい生活が始まります。
初めてトモエの生活を体験される家族の方。
在園家族の人たち。
自分と、トモエに何を期待しているのでしょうか。
トモエの生活環境は、幸せを創る素材をいっぱい創造しようと多くの人たちが参加しています。生涯かけて幸せを探求し続けませんか。
幸せ感は、それぞれ感じ方が違い、それぞれの年代で感じ方も違いがあります。それだけではなく、人は瞬時、あるいは何分後、何時間後には成長変化しているのが人間ですからその時その時で感じ方は微妙に違っているのです。その感じ方の違いをお互いに認めながら、「幸せだな~」と共感し生活しているのがトモエです。家族で生涯かけて考え続け、共有できる大切なものを見つけ出してください。
大切なものとは、「生きるための基礎」となるものです。その基礎は、家族が生き生きと生きるための財産となり、子孫にも伝え続けられる最も大切な事柄になるものです。
「生きる意味の探求は、幸せな生活の基礎」となるのですから、お互いに創り続けましょうよ。子ども達、子孫に、私たち大人の生き方が遺産として残ってしまうのですから考察し続けましょうよ。
生きる意味の探求の基礎となるものは、「自分(人間)とは何か」を生涯求めることです。生きている限り自分と人と関わるのですから“人間”を抜きにしたら・・・。
「人間の胎児・乳幼児は、神秘でとても不思議な存在です。胎児・乳幼児を知ろうとすることは、人間の原点を知ることになります。人間の原点を知ることは、自分を知り、生きる意味を発見する核となるのです。自分を知ることは、幸せの創造につながっています」。胎・乳幼児期は、『人間を知る原点』であり基礎となるのですから、胎乳幼児に身近に関われることで『人間とは何か』を知ることになるのです。園長自身は、50年乳幼児と母親に親しく関わってきていても、まだまだ理解していないことを発見する毎日です。
・NHKTVスペシャル・人体 第6集「生命誕生」見えた!母と子ミクロの会話
2018年3月18日放映を見てください。人間の命の誕生の不思議と神秘を感じます。
人間の尊厳を大人自身、自分のものにする努力が求められる時代が来ています。人間の
無限の可能性を人間自身に期待をかけられるようにしましょうよ。子ども達に伝わるのですから・・・。
トモエの生活は、人間生活の基礎探求(幸せの創造生活)を実践し、試み続けているのです。幼児は、「なぜ・どうして?」とよく質問します。園長も、80歳になろうとしている現在も「なぜ、生きているの?どうして家族を創っているの等?」を考え続けて生きています。100歳になろうと生涯考え続けます。思考続けないと生きる基礎を失い、自分自身がなぜ生きているのかを考えない自分になるからです。自分と向き合うことをしなくなると、いつも自分を偽り続けて自分にウソ(良心・自分を無視)を言うようになってしまうのです。自分の言葉に責任を持たなくなる自分にもなっちゃいます。
園長自身は、年を重ねるごとに、自分の言葉に責任が持てる自分になりたくてトモエの生活環境を創造してきました。多くの方(スタッフも含め)が共感して参加して歩み続けているのがトモエ生活なのです。
自分と向き合いながら、互いに幸せを日々創造できるトモエに・・・。
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