top of page
月に一回発行される園内便り「創造の森」に掲載されている園長 木村 仁の父母に向けてのメッセージです
2017年度10月号
『「素直・本音の意味」考察(その2)トモエ生活の実践から』
79回目の誕生日をお祝いしていただきありがとう。
幸せ者です。
みんなが素直に表現して、楽しく日々を創造しようとしている生活を見て、園長は、ほんとうに幸せを感じています。生きる目的は、心が少しでも通い合い喜びを感じて生活することですよね。トモエの仲間は、日々努力しながら創造していることに、園長は日々感動していますよ。
来年でやっと80歳になります。私の人生80歳は、まだ道半ば?園長の人生は、まだ“三分咲き”。知りたいこと見たいことがまだまだいっぱいあります。これからの人生は、具体的に人生の花を咲かせて、果実を実らせる時代が来ると思っています。今まで実践してきた責任を、世界に目に見える形で表現する責任を感じています。
乳幼児の本能である素直に、あるいは本音で表現するような生活環境を創造したのですから、その責任の重さをひしひしと日々感じて生きています。乳幼児は、素直に、本音で表現する心地よさを自分のものとしてしまったのですから、お母さんが一番大変です。お母さんたちは、素直に表現する心地よさを乳幼児期に体験することが少なかったのですから、即対応することの感覚が子どもに追い付かなく、その苦労は苦悩の連続ですよね。 “こんなトモエを創った園長の責任だぞ~!”
母の苦悩は、世の男性には、計り知れない世界なのですよね。母尊敬しちゃう!
男は、家族が心地よく生活できるように見守る大きな存在でなくてはならない。男も大変だ!
トモエの生活は、自分自身を好きになり、人も好きになる生活を創造しようと日々考えています。多くの家族を見てきて言えるのは、親も子も好きな人を自分で探して生活し楽しんでいますよね。完成された生活などありえないのですから、永遠に好きな人とどのように心が通い合う対話ができるのか求め続けるしかありませんよね。諦めたり、努力しなくなったら、自分の素敵なところを発見したり、人の素敵さにも出会えなくなってしまうと喜びが少なくなり幸せ感も減少してしまうのでしょうね。
(ちょっと苦言・大人が一般的に使う“素直”という意味は、自分に都合の良い対応をしてくれることを言うのでは・・・?ほんとうの素直さとは、自分自身<良心・魂>にどれだけ素直に応答しているかではないのかな・・・!素直さは、子どもや相手に求めることではない)。
『素直・本音で表現』することは、幸せや平和的に生活する原点ですよね。
園長自身15歳から、生きる意味を追い求めて生きてきました。日々確信を持ってきているのは、生きる意味は、「幸せな人生を日々過ごすこと」。その幸せとは、自分自身と少しでも心地よい対話(自己コントロール)ができていることが幸せであると思えてきています。自分自身と心地よい会話を求めて生きている人は、人にも心地よい会話を自然に創造しているのですよね。
<深いい話・卒園生の話>
小学1年の男の子が、トイレが汚れていたのでトイレットペーパーを使い汚れを拭いていました。その行為を見ていた同級生が担任教師に「トイレットペーパーで遊んでいる子がいる」と言いました。教師はすぐにトイレに行き事情を聴きました。『トイレが汚れていたので拭いていただけです』。
教師納得!初めてもらう通知表に、特別賞の二重丸!
(人が見ていないところでも、自然に心と体が動いてしまう子どもの感性に感動)
園長も感激!
ちょっとウルウルきたぞ!
終わり!
bottom of page