月に一回発行される園内便り「創造の森」に掲載されている園長 木村 仁の父母に向けてのメッセージです
2015年度10月号
「77歳の誕生を祝っていただき感激!」
9月29日誕生日の朝、娘の直美が「紫色のシャツを着て」と強く言い続けるのです。
「なにか変だな」と感じましたが、トモエに来てみるとすこしずつ真相が分かってきたのです。家族みんなで「紫の色の服を着て来た」と言う声も聞こえてきます。幼稚園バスから降りてくる家族が紫色の服を着ているのです。
77歳、喜寿を祝う色は、紫であることを最近知ったのです。紫色のシャツが好きで何枚か持ってもいます。みんなで園長の喜寿をお祝いして下さる家族の温かな心を感じました。
ありがとう!
感謝です!
まだ!77歳です。
これからも、知らないことの発見の日々を迎えることでしょう。
これからも、末永く園長をよろしくお願いい致レます。
園長は、まだまだ!「人間について知らないこと」がいっぱいあります。「自分がどのような行程で生れてきたのか」考え続けていますか。人間は、不思議な存在ですよ。
「家族」について、知らないことがまだまだいっぱいあります。「家族ってどのように出来てきたのか」考えて生きています。不思議がいっぱいですよ。
人間って、人生って、家族って、不思議が、神秘がいっぱいですね。
毎日悲しい出来事をテレビや新聞で見ますが、生きることの意味の探求(生きる上で考えなければならないこと、当たり前のこと)が、大人の世界から失われつつあるからなのでは、と園長は思います。
「生きる意味」
「自分は何者」
「人は、なぜ人を愛するの」
「家族の意味」
「学ぶ意味・学ぶ方法の個々の選択は・・・」
「人間の愚かさを互いに許し合う生活・許し合う生活の結果、具体的にどんな生活を」
「死の意味」
「死後の世界はあるの」
「分からないから、知りたい」
「何でだろう」
「どうして」
「なぜ」
子どもたちの探求心、人間の本能を失わせない生活を創造した人間生活の基盤である乳幼児期の子どやたちの豊かな感性を、いっぱい育ててあげたい!
乳幼児を育てている若い家族を応援したい。
お母さんたちを支えたい!乳幼児を育てることは、地上最大の重要なことなのだから・・
トモエに入園すると、人間の本能を呼び覚まされた乳幼児がいます。その乳幼児と関わるお母さんたちの悩みは、計り知れないものがあるのです。
『乳児を、神と同等』と考える国があります。
『乳児は、すべてを受け入れて生きる存在だから、神と同等なの?』
『乳児期は、すべてを受け入れて日々を生きるから神と同等の存在なの?』
豊かな自然の中で家族に見守られながら人間の持つ豊かな感性を日々表現してもらえる生活環境を創造したいと願う園長です。
トモエが、家族的な生活感のある環境に日々変化していることに、心が熱くなります。
時々、悲しみに涙しながら・・・
時々、自分の愚かさに落ち込みながら・・・
時々、自分が分からなくなる不安に襲われながら・・・
でも、子どもと自分、家族の未来に夢を抱きならが・・・
喜びの涙・感動の涙・悲しみの涙・苦悩の涙を鼻水と共に、優しくティッシュに包み込み!
輝いている家族!に乾杯!
輝いている家族に完敗!園長は・・・
自分の器を日々もっと大きくする夢を持ち続けようよ!
器が大きくなるといっばいなんでも入ってくるよ!
苦悩するものも入ってくるけどね。
いっぱい入ってくると、みんなでも分かち合えるよ!
チューリップの花が開いていると、蝶々や蜂がいっぱい来てくれるように・・・殻に閉じこもっていると、入ってくるものも入ってこなくなるんだよ!
人間は、神秘と不思議に満ちあふれているのです。
日々新しく変わっていく自分との出会いを求めて歩みましょうよ。
自分自身の不思議と神秘を発見するために、トモエを日々創っているのです。
これからも、末永くよろしくお願い致します。