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月に一回発行される園内便り「創造の森」に掲載されている園長 木村 仁の父母に向けてのメッセージです
2012年度10月号
『幸せになろうよ』
幸せを創造することで、生きる喜びが沸きあがってくる。
自分と自分、自分と好きな人と心が通い合う関わりが最高の幸せです。
幸せな人生を創造し続けましょうよ。
園長 木村 仁
私は、9月29日で満74歳になりました。多くの方々のやさしさと信頼を受けてここまで年を重ねることができとても感謝です。年を重ねるごとに幸せを重ねることができて感謝する日々です。今まで見えなかったものや感じなかったことが、見えたり感じたりできるのですから、今後の人生も楽しみです。人間の可能性の素晴らしさを日々感じているので幸せでいっぱいなのです。自分と人に可能性を信じて関われる自分がいることも幸せです。
幸せを創造する喜びもいっぱい増えてきますが、苦悩や孤独もいっぱい付いてきます。苦悩がいっぱいで眠れない夜も多々ありますが、未来にどんな幸せがやってくるのか楽しみがあるので、苦悩を苦悩として素直に受け止められるようにもなりました。
年を重ねることは、幸せも重ねることになり、幸せな私がここにいます。74年間の人生と多くの方のやさしさに感謝しております。今後にどんな人生が待っているのか、楽しみにして日々を生きたいと思っています。今後もお付き合いをお願いいたします。
『 新しい世界を創造するために、再確認をする 』
1 自分は、人生のどの位置を歩んでいるのか確認をする。
2 どんな人生を具体的に歩んできたのか再確認する。
3 これからどのような歩みが継続されるのかを確認する。
私は、15歳頃から「人生とは何か」、「自分、人間とは何か」を現在まで求め続けてきました。その結果、「胎児と母親とは何か」に出会ったのです。人間とは何かを探求するためには、胎児と母親を基盤として永年に探求し続けなければならないことと思っています。
「『母子関係障害という“病気”』赤ちゃんの顔を見ない母親(ジャン=マリ・デラシュー著・光文社)」の記載文にあるように、「人間とはなにか」を問い直し続けていることが、私にとっては、基礎的人間研究なのです。
母親だけでなく現代社会の人間は、「壊れてしまいそう」と悲鳴を上げているのです。どうにかしなければと、44年間がんばってきました。これからも、「人間とは何か」を基盤として母子関係だけでなく、夫婦とは何か、家族とは何かを問い続けていきます。
軸がぶれないように気をつけて、一生懸命人生を歩み続けます。
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