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月に一回発行される園内便り「創造の森」に掲載されている園長 木村 仁の父母に向けてのメッセージです
2016年度7・8月号
『幸せを求め続けて生きようよ!』
トモエの実践的幸福論
*トモエが存在する理由は、幸せを少しでも多く感じる生活を創るためです。
*多くの人と、優しさと、思いやりと、待つことを日々使えるように考えながら生活しているので、喜びを感じている園長がいます。これからも意識して(苦悩の日々か続いても)何十年も生きるぞ!
*幸せを感じるときはいつなの?
恋愛した時?
結婚式、披露宴の時?
新婚生活の時?
信頼し合って結ばれてできた命の誕生(妊娠)の瞬間?
信頼から育まれた命と出会った(出産)瞬間?
子どもが成長し新鮮な経験に出会った瞬間?
我が子の結婚。孫の誕生?ひ孫の誕生?玄孫の誕生の時?
などなど、幸せを感じることは、人生でいっぱいあるでしょうね。
*幸せの感じ方は、人それぞれでしょうね。
幸せと感じ取れる「度合いは」人それぞれなのです。{感じ取りやすい日、感じ取りにくい日、様々}
幸せを多く感じる人は、「幸せを創造している人」でしょう。たとえ自分にマイナスと思える経験でも、時間をかけてプラスに切り変えられる人でしょうね。
何が幸せなのか分かりづらい人もいるでしょう。若い時には、「幸せとは何か」を考えて生きている人は少ないかもしれません。喜び、悲しみ、ある時は憎しみを持ち生きているのが人間でしょう。信頼している人から裏切られたり、信頼を自分から裏切ったり、信頼関係で苦悩するのが人間なのです。
『人間は、信頼関係があるから生きられる動物なのです。信頼関係がなくては、生きられないのです。すべての命は、信頼関係から生まれたのです。その命は、信頼され、尊重され、尊厳を受けて生きるのです』。乳幼児期に『人間の尊厳』を受けた度合いによって幸せの感じ方が一人ひとり違うようですね。それぞれその感じ方の違いを認める作業から、自分理解・人間理解が始まるのです。人間理解は幸せを創り出す原泉と言えるのでは・・・。
人間理解の第1条件は、「自分の心を知ること。良心。魂?自分自身と向き合う」。永遠に続く作業。
第2の条件は、「自分自身の体の不思議と神秘を知ろうとする意志を持ち続ける」。生きている限り。
第3の条件は、「自分自身・人間は、未来に可能性を秘めた存在であることを求め続ける」。永遠に・・・。
この3つの条件は、求め続けることで与えられるものです。諦めたら幸せを感じることが少なくなるでしょうね。
*乳幼児期に、「命の尊厳を大切に育てようとしている大人に出会えた人は、人生の荒波を受けても乗り越える力が与えられているのでしょう。トモエの生活は、命の尊厳を自ら育てる大人が生まれることを願って実践的な探求を続けています。生きる目的でもあると信じて・・・
*幸せな日々を共に創造しようとトモエに集まる人々の顔を見るたびに、喜びと幸せを体全身で感じている園長です。し・あ・わ・せ・だ・な~
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