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月に一回発行される園内便り「創造の森」に掲載されている園長 木村 仁の父母に向けてのメッセージです
2016年度10月号
『トモエを創り続けて30年。共に歩いた仲間たち。ブラボー!』
「ブラボー!」・・・すてき!、でかした!、しめた!、バンザイ! (広辞苑より)
「幸せだな~」と自分自身に言えるような生活を創りたいと願い、ビニールハウス幼稚園から始めたのが30年前。
「この指とまれ!」、方式で始まったトモエの生活環境。
それぞれが出来ることから始めるトモエ方式。個々が、気が付いたことから始める生活。自分自身が自分のすてきなところを発見しつつ、自分を創る喜びが持てる生活環境の創造。人と関わることで自分自身と隣人の理解が深められ楽しく生活できる喜びを体験できる生活環境。
喜びを表現したい。「トモエの30周年記念パーティを開催したいですけど、やっていいでしょ!」。お母さんたちが主体的に開いた記念パーティ。ブラボー!ブラボー!ブラボー!お母さんたちが、個々の特性を生かしたパワフルな在園家族、卒園家族の交流記念パーティ。過ごしやすい生活を共に創造するトモエの生活環境。卒園家族は、「トモエの空気は、心が落ち着く。現代社会の中では、オアシスのような環境になっているね」と言っていました。
『園長!ツリーハウスを作りたいですんけど、作っていいですか?』
「良いよ~。廃材を集めるからね」。
雨の日も、風の日も参加できる人が参加する。
それぞれの事情を配慮しながら参加する母達。
お父さん、お爺ちゃん、子どもたちも自由参加。園長は、看板の字を書いただけ。
9月30日にすてきなツリーハウスが、できっちゃった!
お母さんたちの自主的な行動パワーの素晴らしさに
ブラボー。
『園長の78歳の誕生をお祝いして下さりありがとう』
たくさんの人に愛されている園長は幸せだよ~。
みんなで幸せを創ろうよ。
ほんとうの優しさを創造しようよ。
みんなの「きょう」にブラボー!
たくさんの人たちが、「心から幸せだ」と言える生活ができますように、これからも歩み続けます。
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大隅良典東京工業大学栄誉教授は、ノーベル医学生理学賞受賞が決まりました。
彼は、「未来のために基礎的な研究を支える社会になってほしい」と訴えています。
園長は、人間の基礎的で総合的観察研究実践を重ね48年になります。2006年文部科学省に「人間の豊かな感性を養い、人間の尊厳を確立する基礎的人権教育の創造」という報告書を提出しています。
「人間の豊かな感性を養える生活環境の具体的提言」を、80歳まで、2年かけて完成させます。未来の子ども達に幸せな生活環境を残したいと願っています。そのためには、今から何をするかが大切なことと思います。期待してください。
11月7日には、東京学芸大学で「自然体験と芸術体験」、根底となる感性を通して、その在り方を考える研究をされている笠原光一氏と真木千壽子さんが学ぶために来園します。徐々に研究者が学びに来てくださるようになりました。
48年の実践的観察研究が多くの方の幸せに繋がることを願います。多くの研究者が来て共に研鑽を重ねたいですね。
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